ワイドショー「ノンストップ」につっこみ

この間、ワイドショー「ノンストップ」で、「義理の両親が、父親に似ている長男にはお小遣いを数万円くれるのに、父親に似ていない次男にはお小遣いを1000円しかくれない。」と視聴者の声が紹介されていた。テレビのコメンテーターもみんな驚いていた。やっぱり、子供の待遇を区別するのって、驚愕されるべきことだよね?!

 

でも、それ、父親に似ているか似ていないかじゃなくて、長男と次男だから差をつけられているんだよ…。昔の人(江戸時代の感性を持つ人)って長男だけ別格扱いだったから…。現代の祖父母の世代(戦中・戦後生まれ)の感覚にしては珍しい。私の祖父母の世代(明治・大正生まれ)の人の感覚だなあ、と思った。(だから、昔は、末っ子の男の子が悪くなったり、または逆に待遇が悪くても気にしないタイプになるケースが多かったみたい。)

 

現代は「子供には平等に接しましょう。」というのがスタンダードな考え方になっているけれど。

 

投稿した視聴者の女性も、投稿を取り上げたテレビ番組の人達も、たぶん自分が子供のころに周囲の大人から差別されたことが一度も無かったんだろうなあ。

 

長男だから特別視されているとは受け取らず、父親に似ているからと捉えるんだなあ。時代が変わったんだなあと思った。