私は、顔は母方の家系に似ているけれど。

父方の家の子なんだな。

 

なんだろ。

 

父方の御先祖様の気配を感じたり(だれかはわからないけれど、百年前ぐらいの時代の女性のような気がする。)、父方の祖父が夢に出てきたり、起きている時に顔がふいに浮かんできたりして、それで今の私のことをにがにがしく思っているのかなって、なんとなくわかったりしたことはある…。それでも、孫のことが気になるから、心配してくれる気持ちもあって、出てきてくれんだろうけれど…。

ちなみに、祖父は生きているころは、あの世なんて無いと言っているタイプの人でした。亡くなってから私が憧れの気持ちを持って聞いてみたら、「(あの世は)そんないいところじゃねえ。」と言っていました。こっちに来るなっていう意味だったんだろうな。

 

母方の御先祖様の気配は感じたことも、母方の祖父母が夢に出てきたこともないんだよな…。

 

私がわからないだけで、実際はあるのかもしれないけれど。

住んでいる場所の違いなのかな。

遠いこともあって、母方の実家には子供のころから数年に一度ぐらいしか行ってなかったからかな。 


 

 

母は、某有名な霊能者の場所へ行った時に、母方の故人のおじさんの顔が浮かんできたことがあると言ったことがある。

嫁ぎ先の人でなく、実家の縁のある人がついてくるものなんだなあ。嫁いでから何十年経っていて、遠方なこともあって実家には数年に一度しか帰っていなくても、女の人って実家の縁が強いものなんだなあ。(考えてみたらお嫁さんって、新居での核家族ではない場合は、何十年も住んでいてなじんではいても、子供がいても、つくしても、法律で定められた権利を受けることができても、代々続く嫁ぎ先の中では1人だけ違う血縁の人だものね…。)

でも、父方の祖父が亡くなってまもなく、夢に出てきたことがあるとは言ったことがあるなあ。

あと、母方の祖母が亡くなった後に、母の名前を呼ぶ祖母の声が聞こえたって言ったこともある。

母もふだんは霊感が無い人で、そんな不思議なことを話したのは、その3回だけです。

 


それに、私と母は顔が似ていたとしても。生まれた場所の違いで。

母は、昔からある家の庭木には思い入れが無いみたいだし。

自分が子どもころに実家で見たことがある花や、自分で選んで買った花の方が好きみたい。

 

同じものを見ていたとしても、小さいころから目にしていた人と、大人になって嫁に来ていびられながら目にしていた人との違いもあるのかな…。