『まっさん』だめ出し

大正時代にヨーロッパへ留学した人は、日本人の中でも超エリートの部類だったと思われます。当時は、留学経験がある、英会話ができる、上品な美人の白人の奥さんがいるというだけで、一般的な人とは違う、特別な人として見られていたと思います。

(今の時代だと公立の学校でも留学経験がある子も1学年に数人はいる時代だから、割と普通のことになっているけれど…。私の子供のころ、1980年代でもまだ、そんな空気は残っていました。)

 

まっさんは、もう少し尊敬されていたんじゃないかと思います。仮にも、現在も続いている会社を創設した方なのに。まっさんがばかにされ過ぎている。

 

関係者が現存する実在の人物をモデルに日本中、世界中へ公開されるドラマを制作する場合には特に、モデルの人物に対して配慮のある暖かい描き方がされるべきなのではないかと思いました。