一般市民が意見を出す場所のネットは、ジャーナリスト団体に匹敵する影響力を持つようになってきている

やっぱりネットの匿名の個人の書き込みも、社会になんらかの影響がある。

政財界、宗教団体、メーカー、マスコミ、エンタメ、自分の身の回りの世界。

 

影響があるからこそ、その概念が広まることによって不利益を被る人達が反発した発言をするような…。

メディアの支配構造とも関係してくることで。ふだんメディアで、特に視聴率が高い時間帯や、部数の大きい出版物で大きく取り扱われるような情報って、取捨選択によっていつもどこかの団体にとって都合のよいものが選ばれていたり、情報操作されていたりするから。

もしも、なにか疑問や違和感を覚えて、そのメディアに対して権力を持っている人達に不利益を与えるような言動や映像をメディアで流した人がいたとしたら、その人はどこかから圧力をかけられて、そのメディアで活躍できなくなるみたい。

でも、ネットの書き込みは、メディアで権力を持っている人が管理できないから。だから、もしも自分達にとって不利益を与えるような書き込みをされた場合は、メディアを使ってネットによく書き込んでいるタイプの人を貶めることによって、弱体化させようとしているんだろう。そのぐらいしか、大勢の匿名の人達による影響力を減らすことはできないから。

(ネットの概念や書き込みによって、利益が広まる場合や、権力を持つ団体や一般的なレベルでもちょっとした問題がすぐに噂になって修正されていたり、行動が的確になってきていたりする場合もあるけれど…。今の時代はネットによって意思の疎通が国単位、世界単位で、村社会みたいになってきている部分もあるから…。)

 

だから、私なんかはそんなふうに言われれば言われるほど、より多くの人からの理解を得られるように明瞭な書き込みを努力しようと思う方だけれど。どうせ匿名で無償で書いているから、なんの被害も受けないし。そんなふうに言われてしまったら、あきらめるタイプの人もいるんだろうな。(私ももし実社会だったら遠慮がちな言い方になったり、なにも言わないかもしれない。)

 

背景や立ち位置、収益源が違う人達による、さまざまな情報源から、総合的に判断できたらいいんじゃないかなって思っている。

 

一個人のブログで日本語で書いているだけなのに、日本国内だけじゃなくて、海外の人にもなんらかの形で伝わっているんじゃないかって思ったこともある。今の時代は、外国在住の日本人もたくさんいると思うし…。それから、直接目にされていることよりも、伝言ゲームみたいなことが多いんだろうな。(たぶん、英語で書いた方が外国へはもっと影響が強いんだろうな…。)

 

私自身も、書籍だけじゃなくて、ネット上で読んだことにも影響を受けたことがあるし。

 

このことに疑いを持つ人には、長期間、ネットに自分の言葉で書いて、その発言はネット上に残してみることをお勧めする。