便利グッズの長所と短所

パソコン小技集を公開していた方が、「パソコンのカスタマイズはせず、デフォルトで入っている機能を使うようにしている。」と書いていた。仕事で急に他のパソコンを使う時でも対応できるから、と。

 

これって、パソコンだけじゃなくてどんなことに対しても言えることだな…。

 

手に入りやすい基本的なアイテムで、必要最小限の労力で一般的なことができるという基礎をまず身につけること。その上で、便利グッズも使えるといいんだろうな。特殊なアイテムが無い環境になった時に、できなくなってしまうので…。

(それから、なんでも基本的なことは身につけておくといいんだろうなとも思います。危険だからといって全く触れていないと、一生触れることがなければそれで済むんだけれど、何かの機会に触れることになった場合に基本的な付き合い方や上手な付き合い方、接し方を知らないと逆に危険になるから…。アウトドア系のこととか。多少の怪我だったら、その後すごく注意するようになるから勉強になるし。親心としては全く触れさせないという方針もあるんだと思うんだけれど。(うちの母は子供のころ、たぶん6歳~8歳ぐらいの時に川でおぼれそうになったこともあったので、子どもを自然の川や海では遊ばせたくなかったみたい。小川でも流れが速いと、子どもの場合は上半身を持ち上げにくくなるらしいです。うちの場合は小さいころはプールに連れて行ってもらっていました。たしかに、幼児のころの怪我や火傷の傷跡が大人になってもずっと残る場合もあるし、3歳ぐらいまで、または小学校に上がるぐらいまでは周りの大人がかなり注意した方がいいのかもしれないけれど。それまで全く近づけさせられなかったのに、中高生や社会人になってから、友達づきあい等で急に触れることになると最初はすごく危なかったりもする。小さいころからできる範囲で少しずつ触れていると慣れてくるんだと思う…。/あと、追求していくほど労力に対する効果が少なくなっていくものだから、基本的なことを抑えたり、ある一定レベルまでになったら、後は他のことに時間と労力を向けた方が生活全体の質は上がっていくみたいです…。トップレベルの人か、仕事になって収入が出ないと恩恵は少ないものだから。マニアックに追求していくのも、仕事だったり、楽しいって思えるうちだったら趣味やコミュニケーションツールとしてだったらありだけど…。/仕事になると効率と利益のことも考えなくちゃいけなくて、利益優先になりやすいから。趣味でやっているアマチュアの方が、利益関係無しに時間やお金をかけていることがあるから品質がいいものを追求していることもあるんだろうな…。また、仕事となると、高価格でも低価格でも売れるもの、売れるサービス、黒字になるものしかつくれない。品質やサービスにこだわりをもって提供されるものは、高価格のものになるんだと思う。仕事になると、価格相応の品質やサービスになる。最低価格のところだと安全面がおろそかになっていたり、衛生的ではなかったり、品質が低くなりやすくなるみたい。表立っては言われないけれど、経費が同じ場合は、消費者や取引先に不信感を持たれなかったら、雑になったり、低品質になるほど利益を出しやすくなるし。でも、不信感を持たれるレベルにまで下がってしまうと、短期的には利益になっても長い目で見ると不利益になることもあるし。低価格でも高品質や高いサービスだったとしたら、働いている人や提供者にしわ寄せが行っているものだし…。) 

 

例えば、栄養食品で不足している栄養素を取るよりも、普段の食生活で取れるように、食生活の見直しからした方がいい場合もあるし…。

 

健康器具を使う運動の方法もあるけれど、体重を利用して負荷をかけて健康のための筋肉を維持する方法や、体勢を維持してストレッチをする方法等もあるし…。

 

以前温泉に旅行へ行った時に、脱衣所が混んでいたのに、長時間ドレッサーを使っていた子がいたことがあります。その他にも、鏡台が1つしかないのに1人の人が、自分の家にいるのと同じ感覚で鏡を長時間使っていたことがあります…。そうなると、他の人達が身支度を整える時間が短くなってしまいます…。大きな鏡を使わなくても、手鏡でも短時間でいつものヘアメイクを整えられる技術を習得していると、普段の生活の役にも立つし、なにかあった時に周囲の人達をあまり待たせずに済むかと思います…。

 

(今の時代って、商業社会だから、このアイテムがあればこんなことができますよ!というコマーシャルでよく目にするけれど…。そういうコマーシャルを見ると気持ちがウキウキすることがあるから、結構好きなんだけどね…。)

 

お料理の便利グッズって今いろいろ出ている。電子レンジ調理器具、フードプロセッサー、野菜カッターetc.。

一人暮らしをしていたころ、便利グッズを使って料理をつくっていたことがあった。レシピ通りにつくるから結構おいしくできたりした。ただし、特殊なキッチンアイテムには根本的にして重大な問題があった。それは、数年後にわかった。


便利グッズが無いと、その料理がつくれない。


バーベーキューだったり、よその家におじゃました時に、レパートリーが少なくて困ったことがあった。包丁さばきとか、料理の手順に自信が無くてお手伝いしますって言えなかった……。

どこの家にでもある包丁、フライパン、お鍋で基本的なお料理が一通りつくれる基礎がある上で、便利グッズは補佐的に使うというやり方をしたらよかったのかも。

同様の意味で無洗米も危険。私は白米をおいしく研ぐことができなかった。実家は玄米だったから、白米は外食の時にしか食べてなかったし……。基礎があって、無洗米を使うのならよかったんだろうけど……。

今思うと、時間があった時期にお料理教室に通っておけばよかった。やっぱり、わかりやすかったな……。

それか、料理の基本のレシピを本1冊分記憶していたらな。