愚痴注意 同居別居

さいころは、ふつうに、大人になったら結婚してだれかのお嫁さんになるんだろうなあって思っていた。

 

大人の会話が理解できなかった小さいころは、単純に人が大勢集まるのがうれしかったんだけれど…。

 

10代のころには、一生結婚しなくてもいいし、だれともつきあわないでもいいって思っていた。

 

親戚づきあいって強制参加だから。

いつも嫁ぎ先で舅や姑からいばられている人は、実家に戻ると、自分より弱い立場の人や、お嫁さんや自分より年下の人に、一番年下の女の子に対して圧力をかけて発散しがちなのよ…。

舅と姑が亡くなるまでは、圧力がなくならないから。

でも、個人的な統計によると、嫁にいばりちらすような、気の強い性格の人ほど長生きの傾向があるんだよね…。

でも、同世代の人も亡くなってくるし、嫌な思いをすると人は離れていくから、だからよけいに離れられない立場の人と会う機会を持ちたがるんだろうな…。寂しいのなら悪口や嫌味ばかり言ったりしないで、心理的な負担をかけなければいいのに、もう若いころからの習慣になっていて、そんな会話しかできないから…。

自分は、年を取っても若い人の心理的な負担になるような生き方はしたくないな…。

 

10代のころには、日本の人口が減ろうが、子孫が残せなかろうが、知ったこっちゃないねって思っていた。日本の人口問題よりも、自分の心の平穏の方が大事。(現在でも実はそんなふうに思っているふしもある…。もちろん、変な人だと思われるだろうから、口に出して言ったことはないけれど…。)

結婚願望よりも、親戚づきあいの嫌さの方が増したという。

本人が素敵な人だったとしても、親戚に合うたびに苦痛な思いをするような親戚づきあいが頻繁な家庭だったら、それだったら、恋愛も結婚もしなくてもいいやって。

 

それでも、親や親戚が入ってこない形でいられるならば、結婚してもよかったかなって。

家族の形がまた変わってくるから。

 

平和に一緒に暮らせる人と、暮らせない人がいて。義理の親だとしても、平和に暮らせない人もいるということです…。

昭和の時代って女の子の結婚が早かったから。息子が結婚した時点でお姑さんが40代だったとしても隠居して、家事はお嫁さんが全部負担する習慣もあったから。お嫁さんが家に入った時点で、お姑さんが料理も掃除もしなくなる家庭もあったらしいです。それで、昔の女性は仕事をしていないから、一日中テレビを見ていたり、習い事をしたり、お嫁さんの悪口を近所や親戚の人に言ったりするという。

お嫁さんが家に入っても、家にいて、体が健康で、時間があるのだったら、お姑さんも家事を協力してするべきなのじゃないかなと思うんですが…。

さらには、息子夫婦が共働きの場合は、息子夫婦のお給料を舅と姑が管理する家庭もあったらしいです…。

さらに、80代ぐらいになって、体が動かなくなって、食事の世話から洗濯からすべてお嫁さんがしていても、それでもまだいばるという…。お年寄りの一種の甘えと依存もあるのかな…。

 

現代でも、特に、お嫁さんが姑と小姑からひどくいびられていた家庭で育った家の子は、男の子でも、女の子でも、自分の家庭を持ったときには、どんな家庭環境になるのかがわかっているから、親と同居しようとしないものです。

 

10代のころに恋愛していたら、また違う思考回路になっていたかもしれないです。

だれかとつきあうと、考え方も変わってくるから。そのポジションにふさわしい人になろうとするから。

 

あと、子どもができたとしたら、責任があるから、母親や嫁としての生き方をしていたんだろうなあとも思う。でも、それに縛られるのが嫌だったんだよね。それが弱点になるから。条件が悪かったとしても、嫌な人からどんなに嫌な思いをさせられたとしても、いびられたとしても、そしらぬふりをして耐えることになるだろうから。だから、10代のころの私は、恋愛と結婚をしたくなかったの。

 

それでも、1人暮らしをして、家族や親戚から離れていた時期に、気が変わって、恋愛や結婚をしようって思うようになったんだけれど。

親や兄弟や親戚が入ってこないような世界だったら、自分がだれかにとっての存在感がある世界を持てたら、平和な家庭を持てたのかもしれない…。

ただ、金銭的に頼ることになる以上は、接触を絶つことはできなかったんだろうなあ…。うちの場合は、高学歴で共働きで安定した職に就いている姉でさえ、実家からの援助は受けているから…。(あれこれ書いちゃっているけれど…。現実世界では、こういったことを言えば言うほど、掘り下げれば掘り下げるほど面倒なことになるので…。考えることがあったとしても自己解決して。こういったことは言わないで、ただ、ありきたりのことしか言わなくて、普通に感謝して、ふつうにつきあうのが一番いいんだと思います…。)

 

実家に戻って、家族や親戚との接触が濃くなったら、また恋愛も結婚もしなくいいやと思うようになりました。(こういうことを言うと波風が立つから、これはここだけの話で、家族や親戚には言わないようにしています。)

 

いっそのこと、10代か20代前半のころに海外にでも行って、安定した職に就いて、外国に永住してしまえばよかったのかな…。(親や親戚と離れたいことが理由の海外移住という…。)

姉は日本国内でも、実家から遠く離れた場所に住んでいるから、接触が少なくなっているけれど…。

別居でも、同県内や隣の県や二つ隣の県ぐらいだと、親の性格によっては会う回数が多くなりやすいと思う…。

 

北海道・東北・関東・中部・近畿・中国・四国・九州の、八地方区分で分けた場合の、別地方に住めば、日本国内だったとしても、家族や親戚からの接触は少なくなるみたい。

ただ、そういう離れ方って、安定した就職先が無い場合は、なかなか難しいんだよね…。新卒だったら、たとえば、高校や大学を卒業した後に就職先を実家から離れた場所の大都市にしたら、そんな離れ方もしやすいけれど…。