災害対策 屋根

屋根の葺き替えには約100万円かかる。(大きさや屋根の種類によって変わる)

 

太陽光発電を屋根に取り付けていると、屋根の葺き替えの時に、太陽光発電の脱着に約100万円かかる。(大きさによって価格は変わる)屋根の葺き替えや修理の時期は、屋根の種類によっても変わるが、10~30年に一度ぐらい。屋根の修理のときにかかる太陽光発電の脱着の費用まで入れると、電気代節約の点からは太陽光発電の意味がなくなってしまう。ガルバリウム合金の屋根で30年もった場合には、売電で電気代がプラスになる可能性が高いのかなあ。ただ、温暖化で巨大台風が本州にも上陸するようになったから、これからは屋根の修理も数年に一度になるかもしれないからなあ。

太陽光発電があると停電の時に自家発電できるから、防災対策としてつける意味はあるのかも…。

でも、太陽光発電は光があると発電するのに火事の時もオフにできないそう。消防士さんが感電しながら作業することがあるとネットで読んだことがある。

 

台風での被害のため屋根の葺き替えをする際、加入している火災保険に風災が入っていて保険対象になっていたら保険金で全額直せる場合もある。(屋根の損傷が経年劣化によるものの場合は保険対象外。保険申請をする時は工事業者等に頼まず、被保険者本人が行う。

 

屋根の種類には、瓦屋根、スレート屋根、シングル屋根、金属屋根等がある。 

瓦屋根

昔の立派な建物によく使われている屋根。瓦は耐久性があるが重量があり、地震で崩れてしまうこともある。瓦屋根は、地震などが起こった場合には家を傷めないために屋根から滑り落ちるような構造になっているそう。10~20年ぐらいで大雨や台風の風で瓦がずれてしまったり、他の屋根材の寿命や劣化で雨漏りが発生することがある。とある屋根工事のホームページではその場合には、瓦を再利用して葺き直しすることが勧められていました。 

金属屋根

ガルバリウム鋼板だと30年ぐらい耐久性があって、他の屋根と比べると長期間メンテナンスをしなくて済むそう。屋根の構造によっては雨音が激しいそう。金属の屋根は雨音が気になるという人や、雨音はそんなに気にならないという人も。 

スレート屋根

色・デザインが豊富。日本のハウスメーカーで最もよく使われている屋根。対応できる職人が多い。何もしないと寿命は20~30年。5~7年に一度メンテナンスが目安。

 

シングル屋根(アスファルトシングル)

色・デザインが豊富。柔軟性のある薄い軽い素材で、重ねて補修することもできる。アメリカで最も普及している屋根。梅雨があり台風のある日本の風土には向いていないのではとも書いてあった。台風ではがれてしまう屋根にはシングル屋根が多いそう。

でも、アメリカにも竜巻やハリケーンがあるし、アメリカの竜巻は日本の台風よりも風力が強そうだけどなあ。土台だけ残って家が吹き飛んでいたり、屋根がはがれていたりするし。ただ、被害が及ぶ範囲は竜巻より台風の方が広範囲なのかなあ。

ちなみに台風15号千葉市では最大瞬間風速が57.5m/sだったそうです…。台風の目安では、15.0-28.9m/sが「風力5 樹木の幹を動かす」、29.0m/s以上が「風力6 木や家を倒す」とされているそうです。改良藤田スケール - Wikipediaによると、竜巻は風速29-37m/sで「軽微な被害 屋根がはがされたり、樋や羽目板に損傷を受けることがある。」、38-49m/sで「中程度の被害 屋根はひどく飛ばされ、移動住宅はひっくり返ったり、破壊されたりする。」、50-61m/sで「大きな被害 建て付けの良い家でも屋根と壁が吹き飛び、木造家屋は基礎から動き、移動住宅は完全に破壊され、大木でも折れたり根から倒れたりする。」とされているそうです…。

アメリカでは中古住宅がメインで、家の補修は自分たちでするのが一般的なそう。アメリカは広いから、大都市に住んでいない場合は修理業者の往復の交通費と人件費だけでも金額が大きくなるから、なんでも自分たちで直すのが一般的になっているのかも。アメリカのホームセンターではシングル材が売っていて、屋根もDIYで直すからお金がそれほどかからないそうです。メーカーの公式の取り付け方だと、たしか杭のようなものだけで数点固定するだけみたい。だからDIYはしやすい反面、強風でははがれやすいのかな。それで、風で飛んでしまったら飛んでしまった所だけDIYで補修するという文化なのかも…?

日本の屋根修理の会社のホームページで読んだことがあるけど、アスファルトシングルでも専用接着剤で適量を適切につければ風で飛びにくくなるそうだけど、普及はしていないみたい。日本ではDIYで屋根を補修する文化はないし、専用接着剤を使うと難易度が上がりそうだし、日本の家には向いていないのかも…。

 屋根の形

災害に強くて経済的な家というのはシンプルな形のようです。テレビのワイドショーで見たことあるけど、シンプルな四角柱の形の家は地震の揺れに強いそうです。屋根は、切妻屋根が雨漏りのリスクが少なくて工事費用やリフォーム費用を抑えることができるそう。

日本家屋で、地震で倒壊することはないでしょうと言われた家なんだけど、大きな地震が来た後、縦に亀裂が入っている柱が数本ある。いずれも壁に接していない柱です。40年近く前にリノベーションで壁を撤去したところもあるので、開放感はできた反面、家の強度も少し弱くなってしまったんだろうな…。数十年前は家の地震対策は言われていなかったからなあ。

 

例えばツーバイフォーの家は地震に強いっていうけど、窓も小さ目で家の中の壁も多いものね。

 

(上記は、主にネットで調べたことや、テレビで見たことや、実際に聞いたことのある情報を思い出したり、メモを見ながら書いたことです。