文字だけのやりとりでも

文字だけのやりとりでも、「優秀な大学を出た人で、理系なのかなあ。でも、気難しそうだなあ。理系頭なのかなあ。一見すごく論理的に見えるけれど、自分が有利になるようなことばかり主張するタイプみたい…。少しはほかの人の気持ちを汲んでもいいのに。離れられない立場の身近な人がストレスたまりそうだなあ。」とか、「優しそうな人だなあ。」とか、「空気読めなそうだなあ。」って思ったことがある。

 

何度か、一方的に親しみや好意を持っていたブログやホームページの主さんが夢に出てきたことがある。 

 

1人は男性で、10数年前のこと。ホームページの時代だったから、個人が記述したものをまとめて発表できるネット上の場所を持っている人は、今と比べると少なかった。

当時、ホームページを作成していた人達の知性やモラルの平均値は、高かったように思います。ネット上でも、一部の大手匿名掲示板を除いて、汚い言葉遣いや誹謗中傷は見かけませんでした。スマホが無い時代で、パソコン本体(当時は中スペックのノートパソコンが30万ぐらい)やネットの接続料が高かったのと、ホームページを作成して、ファイルをインターネットへアップロードすること自体が少し手間のかかることだったから。Windows95が発売されてからパソコンやインターネット自体が一大ムーブメントになっていて、最先端の技術に興味があって時間とお金に余裕がある人か、手間とお金がかかっても伝えたいことがある人がホームページをつくっていたように思います。でも、今はブログでできるので、ワープロ感覚で書き込めるようになりました(^_^)

掲示板で何度かやりとりをしたこともある人で、でも今はそのホームページも削除されている。顔も名前も知らない。なんか東京で働いている20代半ばぐらいの独身の人っぽかった。たぶんプログラマーだったのかも。

文字を通して接しただけだけれど、嫌なことを言わなくて、空気読める感じの、優しそうな感じの人だなあって思ったこともある。

掲示板に訪れた人達(同世代の男の子が多かったみたい)とのやりとりや、公開されていた文章の考え方や言葉遣いも、柔らかい物言いだった。どちらかといえばインドア派だけど、つきあいやすい感じがしたので、交友関係がそれなりに広い人だったんじゃないかなと思う。

夢の中で、その人と思われる人と少し何か話をしていたんだけれど、会話の内容は覚えていない。優しそうで、話しやすかった。姿も顔もぼんやりしていたような。

もっとたくさん掲示板で話をしていた人もいたのに、知識の量が多い人もいたのに、

(知識の量が多い人って、自分の話に持っていこうとする傾向があるから。こっちの気持ちが置いてきぼりになっていることがある。それでも、合わせていたけれど。)

なぜか当時、ネット上で接した人の中で夢に出てきたのはその人だけだった。話の内容が肯定的で、嫌なことを言わなくて、多少異なる意見の場合も否定される感じはしなくて、話し方が優しい人だったからなのかなあ。会話のキャッチボールがちゃんとできていた感じがするからなのかなあ。それで、いつもなんだか楽しそうな、または情緒が安定している感じがするの。

(たぶん、仕事の時とか、きちんとしなきゃいけない時は、そうじゃない時もあるんだろうけれど。)ああ、よく考えてみるといつも好きになるのこのタイプだったわ…。私は、ほれっぽくなる時期となかなか人を好きにならない時期とあるけれど、特に人を好きになりやすくなっている時期に身近にこのタイプの人がいると、すぐに好きになるみたい。

でも、たぶんこの時の私は逆に、話がかみ合わないと思われてたような気もする。さらに、現実に会ったことがある人だと、外見も結構かっこよかったり、かわいかったりする。おしゃれだったり、清潔感があったりするんだけれど、目立つ感じではなくて、周囲になじむような感じなんだよね。それで、このタイプの人は大勢の人から人気があるんだわ…。その人よりも他の人のほうの存在が心の中で大きい人や、交友関係の広い人や、距離がある人からは、印象が薄い場合でも悪い印象は持たれていなくて、無難な人だと思われていたりする。

 

1人は女性。直接のやりとりはしたことないんだけれど、ブログは読んだことがあるという。顔も名前も知らない。彼女のご主人も夢に登場した。なぜか私が彼女の家にお呼ばれにいっている設定だった。ブログに家庭の話やご主人の話が時々載っていたからかなあ。彼女のキャラクターはブログのイメージ+身近な人のイメージになっていたなあ。やっぱり顔もぼんやりしていたなあ。

 

それから、とある20代の女の子。体の一部(背景と一緒に映り込んだ足とか、髪で隠れた横顔の一部とか)しか写真載せていなかったんだけれど。なぜかその部分的な写真がブログに載せられた日に、その女の子の夢を見た。その時の夢では顔がはっきりとわかった。似顔絵はあったから、それが参考になったのかも。夢の中の彼女は、普通にかわいい女の子だった。

夢の中の話だから、実際はどんな人なのかわからないんだけれど。でも、私は、それで、なんとなく、部分的な写真でも自分の写真はブログに載せないようにしようと思った。