「チェシャ猫のように笑う」 (grin like a Cheshire cat)
『不思議の国のアリス』で出てくるチェシャ猫の元になった慣用表現。
目をぱっちりあけたまま歯を出して笑っている人を見ると、チェシャ猫を思い出すことがある。
grinは、英語で歯を見せるという意味があって、プラスの印象の時と、マイナスの印象の時とあるんだよね。にこやかに見える時もあるけれど、目が笑っていないのに歯を見せていると威嚇しているように見えてしまう時がある…。
中高年男性、特に政治家がそんな笑顔になりやすいのかなーって、テレビや選挙ポスターを見て思ったことがある。満面の笑みをつくるのが苦手な場合は、微笑や真顔でもいいと思う…。
grin with pleasure うれしくて口をあけて笑う.
He grinned at me. 彼は私ににこっと笑いかけた.
〔苦痛などで〕歯を食いしばる 〔with〕.
The dog grinned at the stranger. 犬は見知らぬ男に向かって歯をむき出した.
(grinの意味 - 英和辞典 Weblio辞書http://ejje.weblio.jp/content/grin より)
芸能人の撮影時だけでなく、自分の身近な一般の若い子たちを普段見ても、目を細めずに笑ってます。目元がクシャッとなるのがイヤなんですかね?。でも、口だけでニッと笑った顔って、わざとらしくて不自然で、私はあまり好きではありません。「怒ってる?」と思えてしまいます。だったら、お人形さんみたいにクールな無表情でいるほうが、かえって違和感無い気がしますが。
現代人は、男も女も、目ヂカラギラギラ口許ニーッ、という顔付きが好みなんですか?。
おおむね同意。目がこわばっているのに口だけ笑った顔になっているのって不自然だなって思う。無理して笑顔つくらなくても…。でも、個人的には、特に若い女の子の場合は、パッチリお目目でも目が笑っていてかわいい人もいると思うけど…。
あれは、少女向けファッション雑誌のモデルの笑顔なのよ。少女マンガやアニメのヒロインの笑顔とも言える。どんな時でも瞳ぱっちり。キャンディキャンディやセーラームーンを想像してみるとわかりやすい。(キャンディの場合は、満面の笑みの時は、瞳の大きさはそのままに、ちょっとだけ目の形が変わっているけれど。)