自炊の方が安全性が高くて節約になる

食費の節約

1人だったら外食やお惣菜やお弁当を利用しても、自炊とそれほど価格も変わらないし、安い外食でもよいかなという考え方もあるけれど…。

 

予算が同じだったとしても自炊の場合は食材は国産のものを使えて、保存料や合成着色料の入っていない食事を食べられます。

安価な外食の場合は食材が中国産のものが入っていて、保存料が入っていることも多いと思います。安価な外食の場合は人件費等の諸費用もかかるし、お弁当やお惣菜は長時間お店に並べておかないといけないから腐食防止のためなのだろうけど…。でも、保存料が入った食事でも週に5回ぐらいなら、体への影響は少ないのだろうと思われます。

 

人数が多くなると同じ価格をかけても外食と自炊では自炊の方がおかずの量が多くなるので、家計の大幅な節約になります。毎回外食だと食費もかかってしまうし、安価な外食だと栄養バランスも偏りがちになると思います。

自分ひとりだったら外食やお惣菜やお弁当でもいいかなと思っていたとしても、たとえば将来家族や子どもを持つ可能性がある人の場合には、食文化の面からも毎食予算内で短時間で栄養バランスのよい食事を自炊する習慣をつけておくと、将来何かがあった時にも楽だし、食費の節約にもなるのではないかなと思います。

 

特に若い女性の場合は今はそんな気はなくても、気が変わることもあるかもしれないから…。

 

公務員や、大企業に勤める正社員の夫婦共働きの家庭でも、(家を購入して、車があって、子どもが2~3人いて、子供の大学費用や、老後の費用も貯めるとなると)お金をかけるところはかけるけれど、普段の生活では自炊したり、お弁当をつくったり、シャツやカーテン等自宅でクリーニングできる物は自宅で洗濯やアイロンがけしたりして、節約できるところでは節約している家庭も多いみたいです。

(そういえば、以前勤めていた会社では幼稚園ぐらいのお子さんのいる既婚者の女性のみがお弁当を持ってきていて、独身の女の子は全員、社食を利用したり、コンビニでお弁当を買ったり、外食したりしていたなあ…。幼稚園にお弁当を持っていかなきゃいけないからかも…。私も最初は手作りのお弁当の方が安く上がると思ってつくっていたこともあったんだけれど、フルタイムで働いていたし、同僚の独身の女の子からお弁当の中身をチェックされるのが嫌でつくらなくなっちゃったんだよね…。たしかに彩り悪かったけどね…。自分で食べるお弁当でもおいしそうな盛り付けじゃないといけないものなのかと勉強にはなったな…。いっそのこと、おべんとうじゃなくて、おにぎり+水筒だけにしたらよかったかなって思う。あれは今思うと、大企業で、同僚に独身男性がたくさんいたから、牽制だったのかもしれん…。彼女や奥さんや母親のお弁当でも、彩りがよい方がいいと思うものだもの…。でも、既婚者の女性のお弁当はふつうに彩りがよいお弁当だったなあ…。当時の私は職場結婚や職場恋愛という概念は持っていなかったんだけど。)

 

三食自炊できる基本があった上で、外食を利用するとよいのかなと思います。

 

従姉妹の話なのですが、結婚してからずっと核家族だったのですが、震災で被災した親戚と一緒に住むことになり、フルタイムの共働きなのに毎日親戚の分の食事もつくっていたという話でした。働いていたとしてもお嫁さんの場合は、そういったことも求められるんだろうなあ…。

 

安価な外食の原材料の安全性

安いお惣菜やお弁当や安価な外食だと、原材料が中国産なので食品の安全性に不安が残ります。

現在の中国は公害の国のため、中国産の食品の安全性は以前から不安視されています。

 

中国産の食品は薬漬けだと聞いたことがあります。

日本向け(海外向け)のものだと特に安全面に配慮しなくなるそうです。

アメリカでは、中国から輸入した原料を使用していたペットフードを食べた犬と猫が5千頭近く死亡した事件もありました。

中国では人件費や材料費を安く上げて、場合によっては虚偽や粉飾して、少しでも利益を多く出そうという習慣が幅広くあるみたいです。中国人業者は、材料を粉飾することによってペットが死亡するとは考えていなかったみたい…。

 

最低激安価格で取引されていたら、そういうふうにしたくなる人が出てくるのもわかるけれど…。消費者側にしてみたら安さと引き換えに安全を失うこともあるから。

 

私自身も、1人暮らししていた時期に数年間毎食安価なお弁当で済ましていたら、ある時に急に気持ち悪くなって、食べられなくなったことがあります。私は子供のころから健康な方で、家族と暮らしていた時期は食事で吐き気を催したことは無かったのに、その時は食べられなくなって、自分のそれまでのポリシーに反して、生まれて初めて食べ物を残して捨てました。その時は、食品じゃなくて毒だと思いました。コンビニの鶏肉のお弁当だったんだけれど。安価な外食でも、週に数回だったら、それほど体に悪影響は出なかったのだと思います…。

 

中国産の食品の中でも鶏肉が一番危ないと読んだこともあります。その後、国産の鶏肉(スーパーで買える中では少し高いお肉。)を使って自炊していたこともあったけれど、自炊では気持ち悪くはなりませんでした。材料の問題と、あと工場で薬漬けでつくられていることも要因だと思います。パン等も、大手メーカーの大きな工場でつくられたと思われる大量生産のパンの風味と、個人のパン屋さんのパンの風味と違うなと思ったことがあるので…。大手メーカーのものって、商品開発が頻繁にされているから商品によって味付けは違うんだけれど、共通する背後にある風味が同じなので、そこのメーカーのものだなってわかるの。

(大きな工場でつくられた食品やジャンクフードもたまに食べるとおいしいんだけどね…。フォローすると、逆にいつも家庭料理を食べている場合は、カップラーメンを年に一度ぐらい食べるとすごくおいしく感じます。ジャンクフードやコンビニの安価なお弁当でもたまに食べる分には、健康への悪影響が出ないのだと思います。)

 

アメリカの2007年のペットフードリコール騒動

猫2,527頭、犬2,365頭もの死亡数を出したペットフード・リコール事件。

日本ではほとんど報道されないペットフードのリコール事件。
サイエンスダイエットやアイムス、ロイヤルカナン、ニュートロ、ナチュラルバランスなどのペットフードリコールについての情報を、国内外のニュースやブログから収集してまとめます。

 

2007年3月16日。
アメリカで「メニューフーズ社が製造したペットフードに殺鼠剤が混入」という、衝撃のニュースが報じられました。

その後のFDAアメリカ食品医薬品局)の調べでは、ペットフードから殺鼠剤は検出されませんでしたが、今度は肥料や樹脂の成形に使うメラミンが検出されたのです。   
  
18日には日本でもこの件は報道されたけど、
 事件の大きさに比べると、扱いは非常に小さなものだったよね。
ネット上では一時騒然となったものの、テレビや新聞を主な情報源にしている人たちにとっては、ほとんど目にとまらないような扱いだったよ。
   
調査が進むにつれて、ペットフードの原料として中国から輸入した小麦グルテンと、ライスプロテインにメラミンが混入していたこと発覚

混入というと、なにか誤って混ざってしまった印象を受けますが、原材料をメニューフーズ社に納入していた中国の業者が意図的にメラミンを入れていたことがわかり、最初は「濡れ衣だ。厳重抗議する」と逆ギレしていた中国政府も、最終的にはこれを認めました。

なぜ中国の業者はメラミンを原材料に混ぜたのかというと、
メラミンを小麦グルテンやライスプロテインなどに入れることにより、タンパク質の数値を高めることが出来るんだ。

つまり、良質な原材料として偽装が出来るってわけだね・・・

 

 問題の業者のインタビューです

中国の北方にある都市、石家荘市にあるthe Kaiyuan Protein Feed companyのワン・ジャ ンフィ(Wang Jianhui)マネージャーは、メラミンの毒性効果を軽く見ていた。

「我々はおよそ15年間、メラミン飼料の生産を行っており、我々の顧客からは好意的な反応を受けてきた」
と、同氏が電話でAP通信に話した。

「適当な量のメラミンを使うことは動物を傷つけない。弊社製品は非常に安全である。間違いない」
AP通信は、中国ではメラミンを使う習慣が広範囲にわたっていると報告するが、この化学製品は北アメリカでは禁止されている。

CTA News
   
  

中国の業者のインタビューを読む限りだと、メラミンがいったいどういう物質なのかまったくわかっていないようです・・・
メラミン入りの肥料を納入している先から「好意的な反応」を受けていたって・・・ そりゃ、良質なタンパク質を含んでいるように見せかけているわけだから、偽装されていることを知らない相手にしてみれば喜ぶさ。
   
   

中国の業者にとっては安全やモラルよりも金儲けが第一だから、今回のような事件も起きるんだ。
悪質な粉ミルクが出回ったりして60人以上の赤ちゃんが犠牲になったり、
タンパク質がまったく含まれていない偽の血液製剤が出回ったり、
エイズウィルスが付着した使用済みのつまようじや、使用済みの生理用品を回収して紙ナプキンとして再生させて大腸菌結核菌が検出されたり・・・

人間用の食料品や医薬品でこのレベルなのだから、ペットフードなんてもうどんな扱いをされているかわかったものじゃないよ!

 ペットフードリコール騒動のまとめサイト [リコールリストやメラミンなどの情報]より