漫画雑誌の購読をやめた時

とある女性向け漫画雑誌を1年以上購読していましたが。

少女漫画雑誌を買っていたつもりが、読んでいてぞわっとする嫌な気持ちになる漫画が数本連載されるようになったので購読をやめました。サイコスリラー系の漫画や、イヤミな大金持ちの漫画が紛れていました。これが雑誌の表紙に「どろどろの人間関係 恐ろしい女 嫁いびりの日々」とか書いてあって、白目で青ざめた女のイラストが表紙の漫画雑誌だったらそのつもりで最初から手に取らないか、暗い気持ちになっていた時期に読むこともあったかもしれないけど、サイコスリラー読むつもりで無い時にいきなり来るとほんとにいや。

 

でも、あの漫画は2本とも疑問点もあって、「お金持ちの世界ってお見合い結婚だとたいてい実家の財力も釣り合うような人がお嫁さんになっているものだと思われるけど、なぜあのお母さんは元お嬢様っぽいのに困っても実家の援助を受けられないんだろう。」と疑問でした。漫画には描かれていなかったけど、親がもう亡くなっていて、兄弟と仲が悪いとか?その他にも「夫はもう少し優しいものなんじゃないの?」など。その方が読者に受けるから?

 

漫画家って当たればすごく儲かるんだろうけど、その雑誌は映像化されている作品が多かったからか漫画を読んでいても嫌味に感じることが多くなったので。

 

冷静になるとお金持ちはお金を使って、経済・技術・文化の向上・発展に寄与してくださいって思うんだけど。さらに言うなら、国内の経済を回してくださいって思うんだけど、お金持ち向けの物やサービスってだいたい欧米の物なんだよね…。昔は着物とか、高級家具とかお金持ち向けの商売が日本でも成立していたらしいんだけど…。

高くて品質のよいものに対する評価があるのはわかるんだけど、安い物やそんなに高くない物やサービスを見下しているのが嫌だなと思ったので。そういうタイプの人の行きつくところはゴ⚪ンさんのような経済観念なんだろうか…。私は大勢の人が手に取れる価格で品質もそこそこよいものもいいなあって思うけどなあ。

 

マンガは仕事や勉強で読むものでもなくて娯楽なんだから読むと嫌な気持ちになるのに見るものでもないし。

 

ややマイナーな漫画や雑誌を応援したいなって思うようになったので。

漫画家って、単行本に毎回重版がかかるほどの人気作家で、漫画一本で自立して生活できるぐらいだと読んだこともあります。

 

雑誌だと、単行本では読まない、読んだことが無い作家の作品も目にすることになるから新しい出会いもあるし、おもしろい、好きな漫画もたくさん連載されていたんだけどね。

ぞわっとする漫画が入っているだけで、もう、その雑誌を家に置いておくのもいや。

 

紙ごみの日に今までとっておいた雑誌を全部捨てたらすっきりした気分になりました。

 

ちょっと好きだった漫画の続きは、機会があった時に単行本で読むことにします。