結局、自分に似合う人が好きになるんだなあって思ったことがある。

隣にいてしっくりくるような感じ。同じような環境で育ったり、同じような環境にいたり、共通する感性を持っている人。それから、友人や親に紹介しやすいような。

 

テレビのファッションチェックかなにかの番組で、フォーマルなファッションをしている女優さん。素敵だったけれど、出演していたタレントさんが、「男性はどんなかっこうをしたらいいの?」と疑問を出していたことがあった。あの場合は、スーツらしい。

 

ある程度は女性らしい格好をしている人がいいんだろうなって思ったこともあったし。友人関係が近い人達って、本人の雰囲気も似ていることが多いけれど、パートナーの雰囲気も似ていることが多いもの。

 

人の感性は、これまで見てきた光景に影響されるから…。

 

全体的に男性が(美意識が低そうな男性でも)意外ときらびやかなもの(女性)が好きなのって、夜のネオン街の影響があるんじゃないかなあって思ったこともある。それから、少年マンガとか、男性向けグラビア雑誌とか。少年マンガに出てくる女の子って、普通っぽさがあるかわいい女の子の場合もあるけれど、露出度高めで肉感的だなあって思ったことあるし。華やかなセクシー系美人。だけど、服装等はファッションに興味がある女性が好きな感じとはまた違う感じというか……。とりあえず露出多めにしておけばいい感があるというか…。

 

逆に、ゴスロリなんかはすごくかわいいと思うんだけれど。一般的な男の子の場合は、彼女として連れて歩きにくいと思うし。同性の友人関係としても、同好の士同士だったらわかってもらえるけれど、一般的な感性を持っている人の場合は、目立っちゃって困るかもしれないし。自己満足の世界になってしまうという。背景も、大都市だったり、洋風な町並みだったら似合うんだけれど、一般の日本の地方都市にはしっくりこないし…。ファッション自体はすごくかわいいと思うんだけれど。


だれのことを一番尊重するかで、行動も変わってくるし。

恋愛とか、男性目線を重視する同年代の女の子(女性)って、女子力が高いとされることを同年代の女の子がしているのを、嫌がることが多いのよ。お裁縫とか、料理つくったりとか、かわいい服着ていたりとか。

別に、その時は、男性の目を気にしてそうしていたわけじゃなくても。その時はいなかったし。

(そういえば10代のころにお裁縫の話を興味の無い女の子に対して話をしようとしたら、女の子らしいことしないから、って、それで話が終わっちゃったこともあったなあ。当時は、針と糸を持ってなにかをつくることが好きだっただけで、女の子らしいことだという認識は無かった。ゼロから物をつくることが好きな人が好きなことっていう認識。うちの家族はものをつくることが好きな人が多かったから。)

それで、その時は、別にだれとも付き合うつもりもなかったから、反感を買うんだったらやめようかなって、だんだん女子力が高いとされていたことを避けていくという。

でも、一緒にいて恥ずかしいレベルになるとそれはそれで嫌だったみたいで。

 

気持ちが変わった時期になったら、女子力の無さで、後で困ることになってしまったけれど。

その人となるべく離れるか、その人が見ている前では決して女子力が高いとされていることをしないようにしたらよかったのかな。

 

女子力の高さを発揮して目立つようなことを、大勢の人に向けてするのは、領域を侵されたと感じられる場合には嫌がられるものだけれど、好きな人に対してだけするのはありだと思うし。それに、その方が特別感もあるしね。